ゴールドやプラチナのレアマテリアルのみでモデル展開され、日付表示に加えフルスペルの曜日表示を備えるデイデイトは、手にしたユーザーにワンランク上のステイタスと満足を与えるだけでなく、実用性にも優れたモデルである。
1970年代後半のモデルチェンジに伴い、腕元に馴染む36mmケースはそのままに、前モデルのプラスチック風防からサファイアクリスタル風防の採用によって防水性能が100mまで向上、また、クイックチェンジ機能の搭載により日付の早送りが可能となり操作性が格段に向上している。ただし曜日変更に関してはクイックチェンジ機能はなく針を戻す事により調整が可能となっている。Ref.18039の登場は生産数が少ないながらも現行モデルに近いデザインとスペックを備えており、デイデイトの進化を語る上で欠かすことの出来ないモデルとなっている。
ケース・ブレスレットには落ち着いた印象ながらずっしりとした重量感が味わえる18Kホワイトゴールドが惜しげもなく使用され、ブレスレットは前モデルに続き専用のプレジデントブレスを装備している。
ムーブメントはCal.1556から日付のクイックチェンジを可能にしたCal.3055へ改良され、ロービートからハイビートへ進化した。
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