Ref.16613の次期モデルとして、デザインを受け継ぎながら、耐蝕性と、耐傷性に優れたセラミックベゼルを搭載し、2009年に誕生したサブマリーナーがこのRef.116613LN。通称“黒サブ”と呼ばれ、数多くある18Kコンビモデルの中でも、青サブと肩を並んで人気の高いモデルである。水深300m(1,000フィート)でも信頼性と精度が保証されるといった長いサブマリーナーの歴史を受け継ぎながらも、随所に新しい技術を取り入れ、サブマリーナー・コンビ史上、最も高級感の溢れるデザインと耐久性で確固たる人気を築いている。ラグ部分の大型化によりさらに耐久性を高め、独自開発されたブルーパラクロムヒゲゼンマイの採用で耐磁性・耐衝撃性が向上。ベゼルにはイエローゴールドの特殊コーティングが施された60分の目盛りが刻まれ、潜水時間と減圧停止を正確に測定することが可能。ブレスレットは、前モデルでは中空だった中央のリンクパーツがソリッドパーツに変更され堅牢性がアップ。バックルは堅牢性、高級感、実用性といったあらゆる面から改良が加えられた新型バックル、グライドロッククラスプを採用。使用者本人が工具無しでもブレスの長さ調節が容易にできるようになった。また発光時間もルミノバ夜光塗料の約2倍(8時間)という長さのクロマライトを採用するなどサブマリーナーはダイバーズウォッチとして進化し続けている。
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