ステンレスモデル同等の高い機能性に加え、ベゼル・リューズ・ブレスレットに艶やかな18Kイエローゴールドを採用しラグジュアリー感をプラスしたコンビモデルのサブマリーナーは、ステンレスモデルが人気を占める日本のスポーツロレックス市場でも別格の人気を誇る。
1989年に登場したRef.16613は、前モデルのデザインを踏襲しつつも搭載ムーブメントがテンプを1つのブリッジで支えるCal.3035からツインブリッジ化されたCal.3135に変更され、安定性・メンテナンス性の向上が図られた。
20年間という長い生産期間の中では、ブレスレットやケースのブラッシュアップや夜光塗料の変更など様々なマイナーチェンジが行われ、実用性や耐久性、高級感が向上。さらに風防6時位置の王冠の透かし(2003年)やインナーリングへのルーレット刻印(2007年)などの偽造防止策も施された。
ダイヤルは、「青サブ」と呼ばれるブルーと「黒サブ」と呼ばれるブラックの2色のバリエーションがあるが、特に「青サブ」は、スポーツモデルでは珍しいカラーリングで、圧倒的な人気を誇っている。尚、生産初期のブルーダイヤルには、「パープルダイヤル」と呼ばれる紫がかったダイヤルも存在する。
また、ラグジュアリー・ダイバーズらしくインデックスにダイヤモンドとサファイアがセットされたシャンパン、グレーダイヤルもラインナップされた。
2009年に後継機種となるRef.116613LN/LBの発表により生産終了となるが、シャープなフォルムのケースやインデックスは、コンビの華やかさとマッチし、生産終了後も根強い人気を誇っている。
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