【 What's Ref.116515LN from Watchpedia 】
2000年、ロレックス社の悲願であった完全自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載し、完全マニュファクチュール化を果たしたデイトナ。
搭載されるムーブメントCal.4130は、高い伝達効率により72時間のパワーリザーブを誇り、デビュー時より耐磁性に優れるパラクロム製ヒゲゼンマイが採用されるなど高い耐久性と精度を実現している。2007年からは、独自開発のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイに変更され、耐磁性・耐衝撃性の向上が図られている。また、メンテナンス性も考慮した合理的な設計は、技術者からも高い評価を獲得している。常にリファインが繰り返され進化を続けるデイトナは、まさにロレックスのフラッグシップモデルである。また、スポーツモデルの中では、素材やダイヤルのバリエーションが最も豊富なモデルでもある。
2011年に新たなラインナップとして登場したケース、バックル部分がピンクゴールド、ブレス部分が革ブレス仕様となる『Ref.116515LN』は、1965年に誕生したプラスチックベゼルを彷彿とさせるブラックセラミックベゼルを備える。
プラスチックやメタルにはない、硬質なセラミックならではの質感とピンクゴールドとの融合が、エレガントさを際立たせている。
『Ref.116515LN』には、アイボリーとチョコレートブラウンの2色のダイヤルバリエーションが存在するが、人気はピンクゴールドとの相性が非常に良いとされるチョコレートブラウンダイヤルに軍配が上がる。
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