【 What’s Ref.116520 Watchpedia 】
2000年、ロレックス社の悲願であった完全自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載し、完全マニュファクチュール化を果たしたデイトナ。
基本デザインは、前モデル(Ref.16520)のデザインを受け継ぎながらも搭載ムーブメント変更に伴うインダイヤルのレイアウト変更やインデックスの大型化など細部のブラッシュアップが図られている。
搭載されるムーブメントCal.4130は、高い伝達効率により72時間のパワーリザーブを誇り、デビュー時より耐磁性に優れるパラクロム製ヒゲゼンマイが採用されるなど高い耐久性と精度を実現している。2007年からは、独自開発のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイに変更され、耐磁性・耐衝撃性の向上が図られている。また、メンテナンス性も考慮した合理的な設計は、技術者からも高い評価を獲得している。
さらにブレスレットは、前モデルでは中空だった中央のリンクパーツがソリッドパーツに変更され堅牢性がアップし、バックルには容易な微調整が可能なイージーリンクを備えるなど着用時の快適性や着脱時の操作性を向上させている。常にリファインが繰り返され進化を続けるデイトナは、まさにロレックスのフラッグシップモデルである。 |