【 What's Ref.214270 from Watchpedia 】
先代のデザインは踏襲しつつも数十年続いた"36mmケース"に終止符を打ったRef.214270。
ケースサイズは39mmに大型化し、ダイヤルの基盤カラーは前モデルから比較するとマット調になりカラートーンがわずかに明るくなった印象を受ける。またインデックスの「369」は「ブラックアウト」を彷彿させるメタルの剥き出しとなっている。
※ブラックアウトとはRef.14270の初期だけに見られたレアダイヤルのことである。
針やインデックスの夜光塗料は従来のスーパールミノバからクロマライトに変わり、発光色がグリーンからブルーに、発光時間が約8時間と大幅にアップ。結果、暗闇での視認性も向上している。こういった細部に渡り改良が施されている点は見逃せない。
また、外観だけでなくムーブメントも新調されている。耐磁性に優れ、温度変化に強いブルーパラクロム・ヒゲゼンマイが採用され、高い耐久性と精度を実現。さらに、耐震特許技術のパラフレックス・ショック・アブソーバが備わっている。ともにロレックスの独自開発となり、耐磁性・耐衝撃性が飛躍的に向上している。
ブレスレットは、前モデルでは中空だった中央のリンクパーツが無垢パーツに変更され堅牢性がアップ。バックルにて容易に約5mmの微調整が可能なエクステンション機能であるイージーリンクを備えるなど利便性、着用時の快適性や着脱時の操作性を向上させている。
発売当初は39mmサイズに違和感を感じる声も多かったが、視認性及び着用感に優れた形状によって確実にファンを増やしている。今や前モデルに引けをとらないロレックススポーツモデルの主軸である。
コンビ素材、金無垢、ステンレス素材といった素材違いが存在するが、セカンドモデルで一番の人気は、赤黒、赤青、黒といった3パターンのベゼルカラーを有するステンレスモデルである。また、このステンレスモデルではブラック文字盤に映える赤い24時間針に魅力を感じる方も多い。
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