1988年、傑作自動巻きクロノ・ムーブと謳われるゼニス社「エル・プリメロ」をベースにスポーツモデルで唯一手巻きだったデイトナのパーペチュアル(自動巻き)化が果たされた。
搭載されているムーブメントCal.4030は、さらなる耐久性を求め、もともと毎時36,000振動だった「エル・プリメロ」を毎時28,800振動まで抑え、テンプを大きくしマイクロステラナットで精度を高めるといったロレックス独自の改良が施されている。
また、デザイン面でも大幅なリニューアルが行われており、耐久面で不利だったプラスチックベゼルは姿を消すこととなり、風防は、サファイアクリスタルを搭載し100mの防水性能を実現した。さらに、37mm径から40mm径へと大型化したケースのサイドの横穴は塞がり、リューズガードを搭載している。また、コンビモデルやステンレスモデルよりいち早くブレスレットのフラッシュフィットは一体型となっており、長年の使用においても変形しにくい仕様となっている。
全面的なブラッシュアップにより、よりモダンでスポーツモデルらしいタフさを増した金無垢モデルのデイトナRef.16528。
イエローゴールドならではのゴージャス感とデイトナならではのスポーティーなデザインは、腕元にこの上ない存在感を演出してくれる。
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